二章

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―――――――――――――― 「大変だ!凛ちゃん大変なんだよ!」 ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン 「君かい?さっきから近所迷惑を繰り返してる人ってのは。警察だ。とりあえず署まで来てもらおうか。」 「いやここの家の人と知り合いなんですが……。」 「君ねぇ、例え知り合いでもこんな時間に連続でインターホン鳴らせばそりゃ通報されるよ。調書取るから一旦署に来てもらえるね?」 「……はい。」 ――――――――――――――― 「まったく何してんですか。」 このツインテールさんは麗奈さん。満足さんの助手さん。 「本当にどう言う事なんでしょうねー……?」 こっちの女の子が未夜さん。二人目の満足さんの助手さん。 「俺が聞きたいよー。なんで通報されたんだか。」 満足さんがあまりにもインターホン連打するものだから怖くなって通報したなんて言えない……。
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