一章

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ロマノフがシールドをブレイクする……と思った瞬間。すんでのところで停止した。 「春。貴方が負けを認めるなら、私は貴方を仲間として迎え入れるわ。凜にも手を出さないと誓いましょう。好きな方選んで良いわよ?」 馬鹿野郎……。そんな顔してそんな事言うんじゃねぇよ。……そんな昔みたいな心配してくれてる顔してんじゃねぇよ。 昔みたいな俺が好きだったお前みたいな顔してんじゃねぇよ。思わず頷きそうになっちまったじゃねぇか。
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