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家に帰り、自分の部屋に籠る。
慣れた手つきで机の引き出しから救急箱を取り出す
イジメを受けてるのは今に始まった事では無い
ただ何回やられても痛みは慣れない
「くそっなんで僕に妖精が来ないんだ」
いつも傷口に消毒薬塗りながら呟いてしまう言葉
そんな感じで過ごしていたら
「うにゃぁぁぁぁぁ」
ドスッ
「な、なんだ」
ベッドの方から聴こえたので振り向いたら女の子が尻餅をついていた
「いったぁ~い」と少し涙目で打った部分を擦っていた
よく見ると背中から通常より小さいけれど羽根が生えていた。この女の子は妖精である
「大丈夫か?」
「みゅ~痛いよぉ」
今まで妖精とは縁が無い黒羽にどうすれば良いのかわからなかった
(最初の出会いはこんな感じなのかなみんなは)
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