君を好きになってもいいの?

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茜「ふんふんふーん♪♪」 鼻歌を歌いながら森を歩く。 森を出てすぐにおばあちゃんの家がある。 茜「あ、確かここ曲がったら近道なんだよねー…」 曲がった瞬間誰かとぶつかった。 茜「いったあ!」 ーゴトッー 茜「あっ…」 お母さんから預かった果物が池に落ちて行く。 どうしよう…おばあちゃんのなのに… 茜「果物が…」 もう一度果物をもらいに家に戻っても日が暮れておばあちゃんに会えなくなる。 それに怒られてしまう… 茜「ちょっとあんた…!」 茜はぶつかった相手を睨んだ。 だけどすぐに目を逸らした。 ……だって、ぶつかった相手は…… おおかみだったから。
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