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翌日、朔也も一緒に上京してくれて私は合格発表を見に行った。
ドキドキしながら貼り出された合格者番号を見上げる私の手を朔也がぎゅっと握ってくれる。
私の受験番号は、5348。
5341
5345
5346
5348
「…あった…」
「あった!」
ニカっと笑った朔也がその場で私をギュッと抱きしめてくれた。
「やったな美月!」
「うん!良かった!」
私以上に大喜びした朔也が人目も気にせず、チュッチュと何度も私にキスしてる。
「ちょっ…朔也っ…」
周りの受験生に白い目で見られて、私達は慌ててその場を去った。
「もうっ…朔也のバカ…」
「いいじゃん、これで美月にちょっかい出す男の数を確実に減らしてやったぞ」
ニマニマ笑いながら言う朔也に私も思わず笑ってしまった。
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