第2話

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思い出す。 私のお母さんとお父さん。 「やめろ!そんなくだらない事…!!」 「お父さんの言う通り!アイドルなんて…!!ダメダメ…!」 なんで?…あなた達は、そんな怒るの? 夢が叶いそうなのに…。 なら、こんな家…!! 「そうね。…デビューして見返しなさい。天下をとるのよ!良いわね?」 社長…ありがとう。 「なんであんたなの?」 「死ねばいいのに…」 「アカリンを殺しやがって。次はお前だ。」 なんで?なんで…?なんでなんでなんでなんで? はっ! 仁華「やな夢、お風呂で見ちゃった。」 そのまま、私は、ぬるくなったお湯につかって。 泣いた。 子供みたいに。
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