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人懐っこい笑みを浮かべるとマイナのほうへと歩いてくる死神。
「あぁ久しぶり」
軽い挨拶が終わると彼は手に持った菓子折りをマイナへと渡す。
「これ、今死神達の間で大人気の≪即死クッキー 致死毒大目≫ッス」
それを受け取るとそのままゴミ箱にシュートするマイナ。
「食えるかボケェェ」
「いや、あれッスよいい気持ちになれるって友人が白目むきながら言ってたんスよ」
「それって死に掛けてるからね、死神が死ぬって生産何処だよ」
マイナはゴミ箱から拾い上げると生産国をみる。
「≪神界≫…最上神監修のもと神でも逝けます(はーと)じゃねぇよぉぉぉなんだよ最上神監修って殺す気満々じゃねぇかよ」
目からレーザーが出るのではないかというほどの勢いで死神の彼に詰め寄る。
「もはや殺す気しか感じられねぇし、そしてこのレビューなんだよ[死神の友人が白目をむきながらピクピクしていました、これもこのクッキーのおかげです(笑)]、お ま え だろぉぉぉぉぉ」
死神は照れたように頭をかくと「いやぁ」と言うが。
「褒めてねぇし、テメェにこのクッキーお見舞いすんぞこのヤロー」
ぜぇぜぇと呼吸を整えるマイナ、そしてこれ見よがしにクッキーの箱を開け始める死神。
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