1 チーフは俺の弟でい!

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いやいやぁと青年…種木 幸良は立ち上がり、柊夜の肩をがっと掴んだ。 「!?…ちょっとなに?…痛いんだけど…!」 「フハハハハハ~♪いーよ、やっぱお前いーよ♪」 「フハハッて…そんな笑い方するやついないよ…痛いから離してってば。」 柊夜はバッと腕を払った。 幸良はにやにやしながらテーブルにある紙を一枚手に取ると、柊夜にバッと見せつけた。紙には「おめでとう!チーフは君に決定だ☆」と随分と雑な字で印されていた。 「…は?チーフ…?なにが?誰が?」 「ふふん♪そんなの決まってんじゃねぇか♪」 幸良はテーブルからもう一枚紙を手にし、俺の傑作だよ♪とどや顔で見せてきた。どうやら写真のようだ。
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