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近藤の血をぶちまけた手足や胴体などの各パーツが独立され、掲げる様に触手群によって浮遊されている。
理沙は串焼きでも食べる様に今度は頭皮へとかじりつき、毛をむしりながら頭蓋骨を噛み砕き始めた。
白い肌、白い髪に鮮血が付着し紅白に分かれた皮膚
だがその直後
皮膚に付着した血液が次第に皮膚へと吸収されていった。
割れた頭蓋骨から手をつっこみ、何やら脳内を夢中で掻き回し始める理沙
リアルな残虐過ぎるシーンに中川は吐き気を催し、思わず床にゲロッた。
空腹で吐くものなどなく胃液のみがリバースされ
前屈みで悶えた。
誰しも凍りつきその場で動きを止めている。
誰しもが理沙の夜食タイムを阻止する事が出来ずにいた。
岩渕「こ…こんどう…」
このゾンビ殲滅の部隊に入り
初めて犠牲となった部下の死を目の当たりにしている。
その部下が…
最高戦力なる一番の右腕…
近藤が今…
あのシャブ中でイかれた頼もしい…
あの近藤が…
自分の目の前で殺され…
食われている…
理沙がかき混ぜた終えたのか
まるで飲料でも飲む様に
穴の開いた頭蓋骨を口へと添え
のどに流し込んで行った。
理沙「プァー やっぱり脳味噌は美味しい~」
岩渕「こ…こ…こんどぉぉぉぉ」
岩渕の大声が館内へと響き渡った。
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