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純や「なんて奴等だ…」
芹沢はモニター画面を見ながら「感染者もウヨウヨしてる中俺達からも守らないといけないのは不利過ぎるから!一つだけ情報と時間をあげるよ!32階が手薄だ!それと今から一時間だけ時間をあげるよ!せいぜい最良な作戦でも立てな!俺からは以上だけど何か質問ある?」
ハサウェイは、静かなる怒りを一言に込めた「おまえ!どう死にたい?」
芹沢は笑いながら「死なないからその質問には答えられないな」
トランシーバーを介し下品な芹沢の嘲笑が響くと!
葛藤がハサウェイからトランシーバーを強引に奪い「なぁ!教えてくれよ…前田のおっさんってどうやって殺されたんだ?」
芹沢「後頭部からの銃殺だね!身体がふっ跳んで眉間から血が凄かったよ!まるで噴水だったね!笑えた」
芹沢の高笑いが続く
葛藤「なるほど!その殺した奴の名前は?」
芹沢「あ~腹いてぇ!あぁ名前?キラー君だよ」
葛藤「そうか…しっかり覚えとく」
芹沢「他にはある?」
エレナは、怒りを必死に耐えるハサウェイと葛藤の姿を目にした。
エレナは、この世の中に真の悪人など存在しないと思っていた。
中世の魔女狩りや戦国時代の非情だった頃に比べ、人間は学習し心が成長していっのだと
現代に真の悪、心から許せない相手はいないんだとばかり思っていた。
私をエッチの玩具にするですって?
エレナは、葛藤からトランシーバーを奪い取り「私からも一ついいですか?」
芹沢「お!ニャンニャンの声が!何?犯される体位でも聞きたいの?」
エレナ「いいえ!あなたのアソコに鉛弾!何発喰らいたいですか?私を玩具にするですって!やれるもんならやってみろ!バァーカ」
エレナは、トランシーバーをハサウェイに渡した。
芹沢は大笑いしながら「気の強いメス猫だね」
ハサウェイは少し間をあけ「メス猫じゃない!メスのドーベルマンだよ!」
芹沢「…他には?」
ハサウェイ「皆特には無いようだ!最後に俺から…おまえら…」
「相手になってやる」
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