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ナイフの男は、足で感染者を転がし仰向けにすると顔面を踏みつけ、すかさず感染者のこめかみへ2つの刃を突き刺した。
瞬く間に感染者の動きが停止、口が閉ざされた。
バットの男「今日のポア数これで何体目?」
ナイフの男「15体目かな…」
ナイフの男がスーツへ手を入れ何やら物色している。
内ポケから財布を抜き取り中を見ると名刺を目にした
この感染者は、どうやら生前大人のオモチャを製造する会社の営業マンだったようだ!
財布を捨て他に何かないか探すとふとある物に目が止まる。
ナイフの男「ねえ!純や君!こいつOMEGAのコンステレーションなんかつけてるよ 貰うね」
純や「あぁ」
ナイフの男は感染者から腕時計を外し自ら身につけた。その時
エレナの背後から物音と共に唸る様なうめき声が聞こえてきた。
一瞬にして2人の男の眼光が鋭くなり2人は物音へ振り返った。
エレナも恐る恐る後ろへ振り返る…と
背後に耳には矢が刺さり、鼻が陥没し、右腕はL字にへし折れた異形の感染者が立っていた。
エレナがハッ!っとした表情を浮かべた瞬間
感染者の右目に矢が突き刺さった。
感染者は、よろけるもまだ致命は負っていない…
シュ!
間髪入れずに矢が放たれ、今度は眉間に矢が突き刺さった。
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