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江藤「ザァ 了解 良かったぁ 気をつけて下さいザザ」
ハサウェイ「あぁ 入手したらまた連絡する」
鍵を入手した２人は、無言でその場から立ち去り地下2階の保管庫を目指した。
ハサウェイは鍵をジャラジャラ鳴らせながら20種類の鍵の中から鉄砲弾薬保管室のシールが貼られた鍵を4つ見つけた。
ハサウェイ「あった これだ」
２人は階段を下り、B2の下り途中で前方に射撃訓練場のプレートが貼られた分厚い扉を目にした。
防音対策なのだろうか…？
頑丈そうな扉だ
２人がその扉の前に差し掛かった時
右側の奥にあるトイレから突然機動隊姿の感染者が襲いかかってきた。
不意を突かれたハサウェイ…
機動隊感染者はフルフェイスのヘルメットを着用していた為噛みつかれる事は無かったがハサウェイは不意を突かれて、顔面に強烈なヘッドバッドを喰らってしまった。
鼻から流血し顎への打撃でハサウェイが床に倒れると機動隊ゾンビが馬乗りになるよう襲いかかった。
機動隊ゾンビは雄叫びをあげるよう大声を張り上げ凄い力でハサウェイの首を絞めあげる
そして、何度も食らいつくがフルフェイスに阻まれハサウェイが噛みつかれる事は無かった。
しかし 何度も顔面にヘッドバッドを受け意識が朦朧とする。
ハサウェイは脳震盪を起こしてしまったようだ
また機動隊ゾンビが食らいつこうとした瞬間
ゾンビの脊髄に鉈が食い込んだ。
続け様に三回鉈が振り下ろされた。
そして フルフェイスが床に転がる…
ハサウェイの意識が朦朧とする中 ゾンビが自分に覆い被さる様に倒れると
背後に鉈を構えるエレナをぼんやり目にした。
飛び血がエレナの頬を赤く染めている。
エレナはすぐにハサウェイを抱え上げると
「ハサウェイさん 大丈夫ですか？」
ハサウェイ「あ…ああ…油断し……」
ハサウェイの右目は青あざで腫れ上がり、鼻は強打で折れているかもしれない…。意識もはっきりしていない…
ハサウェイ「助か…っよ…レ…ナさん」
その時だ 無数の感染者のうめき声が聞こえてきた。
さっきの機動隊ゾンビの雄叫びに呼応したのか ？ うめき声がこっちへ近づいて来る
来る！！
エレナは意識が混濁するハサウェイを抱き上げ、肩を貸し、射撃訓練場の中へ入って行った。
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