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「一時はどうなるかと思ったぜ…」
降りて見回してみると、どうやら森の中の開けたところについたようだ。
「…なんなんだ、このフラグ建設の予感は」
『フラグが何だか知らないけど、ここで君が使える能力を紹介するね。まず、さっきも使った創造属性の魔法が使えるよ。あと、基本属性の火、水、雷、風、土、光、闇は全て使えるよ。でも、魔法そのものは教えないから勉強してね』
「なるほど、教えるのが面倒だと」
『ご名答♪』
ウゼェ…。
『他にも時属性とか…もういいや、全属性が使えるよ!すごいね!』
もういいやって聞こえたんだが?
『とりあえずこんなもんかな。あとは自力で頑張ってね。あ、そういえば君の友人の聡真君だっけ?は勇者になってるよ』
やっぱりか。まあ、あいつはあいつで女の子とフラグ建てまくって元気にやってるだろうし、ほっといていいや。それより自分の心配しなきゃいけないしな。
「ありがとなゼウス。お仕置きはなしにするわ」
『助かった…。それと、僕と話したいときは念話してね』
「わかった」
創造神でも俺のO☆SHI☆O☆KI☆は怖いようだな。
その会話を最後になにも聞こえなくなってしまった。
「…なんか寂しいな」
寂しがり屋なシュウであった。
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