神、そして異世界へ…

3/6
前へ
/586ページ
次へ
「う~ん…じゃあコレを見れば信じてくれるかな?」 そういって(自称)神は… いきなり隣に4階建てのビルを創造した。 「………」 俺絶句。突然音も無く4階建てのビル出てきたらそりゃあ絶句もするさ。 …ってか、なぜ4階とか中途半端な高さにしたんだよ。 「…信じましょう」 これが花とかなら「マジックだ!」とかって言えるんだがなぁ…。 「よかった信じてくれて。じゃあ改めて、僕はゼウス。神だ」 「俺は神崎修。人間だ」 「わざわざ似せなくていいからね!?」 「ところでなぜ俺はこんなところへ?ひょっとして聡真の召喚に巻き込まれたとか?」 「スルーされた!?…まあいいや、そう、君は勇者召喚の儀式に巻き込まれたんだよ」 やっぱりかぁー!!…ん?でもまてよ? 「それなら俺はあいつと同じ世界のどこかへ飛ぶんじゃ…」 「その事は今から説明するよ。あと、神だけど別に丁寧語じゃなくていいからね」 「おう、わかった」 「切り替え早っ!?」 あんたがいいっつったんだろ。それに、順応の早さだけは自信があるのだよゼウス君。
/586ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5938人が本棚に入れています
本棚に追加