プロローグ

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警戒しながら匂いを嗅ぐ うん、大丈夫そうだ 俺が恐る恐る少し食べると人間が頭を撫でた その瞬間ビクッとなってしまった 「あっ、悪い…。お前痩せてるし鳴かないし初めは死んでるかと思ったけど何か食べてる姿みてちょっと嬉しくって」 クスクスと笑う人間 なにが面白いんだか良く分からないけど またご飯を食べ始めると人間は じっと見てきて終わるのを待っていた そのご飯は何故か 美味しかった これが俺とお前の出会い
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