イジメとはやってる側がそう思ってないたちが悪い

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「どうもさっきから攻めあぐねているようですね。 どうしたんですか?殺す気でかかってきても良いんですよ?」 …………なに? 「良いのか?これは試合だろ?」 「確かにそうですが、これは貴方の実力を測る物です。貴方が本気でなければ意味が有りません」 確かに………… 「わかった。でも俺は知っての通り森で1ヶ月生活してた。 その間俺は魔物としか戦ってない。だから俺の戦い方は素早くかつオーバーキルだ。 油断するなよ?」 「ふっ、それはこちらのセリフですよ」 だったらいいいぜ、全力で行かせてもらう。 …………あれ?俺こんなに戦いに積極的だったけ? やっぱフェンリルのせいかな……
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