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僕こと桜間 龍雅がこの世界、リディアールに来てから早1ヶ月が経った。
最初の方こそ戸惑ったものの、今では大分この世界での生活に慣れてきた。
この世界に来てから色々あった。
僕がリディアールに召喚された勇者であること。
勇者の役目が魔界で世界征服を企む魔王を倒す事であること。
魔力を測定したら、魔力量が700万で属性が自然属性全部に光、創造、破壊だった。
(ちなみに全帝は500万)
そして先日、王様に戦い方や知識を得るために学校へ行けと言われた。
王族の人達は皆僕に良くしてくれる、とってもいい人達だ。
何故か第二王女が凄くスキンシップしてくるけど。
「龍雅様、学園長室はわかりますね?」
「うん、大丈夫だよ。ありがとうクレア。同じクラスになれるといいね」
僕はこれから学園長室へ行って挨拶をしないといけない。一つは勇者として、もう一つは編入生として。
コンコン「失礼します。桜間 龍雅です」
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