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「話って何?」 恵美が先に口を開いた。 「俺達の事だけど…」 ポケットにある指輪を握りしめた。 「良かった。 私もその事を話したくて。 私、妊娠したの。 だから汐留くんとはこれで終わりにしてもらいたくて。」 静かに飲んでたグラスを置いた。 「えっ!?」 驚きを隠せない汐留にさらに続けた。
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