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「あら、森下さん。お久しぶりやないの」 柔らかな笑みで、亜希を迎えてくれるのは井上さん。 亜希がよく商品の仕入れをする工房のご主人だ。 京都の片隅にひっそりと工房を構える彼女は、柔らかな笑みが素敵な女性だ。 彼女の工房には、彼女の笑みと同じく優しく素晴らしい物が多い。 更には、京都ならではのアンティーク小物も数多く扱っていた。
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