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一つ二つ目を瞬かせる。
はて?一体ここは何処であろうか…
辺りを見渡すと目の前に蓮華の池が広がり、それに一本の橋…?奥の方には日本を思わせる歴史的建造物。
それに自分が居る場所は蓮の葉の上。
夢…か?
「おや、そこの貴方。人間かな?何故此処に入れたの?」
「!!(ビクッ」
いやいや!!何故驚いたんだ、自分!
というより振り向くのが恐れ多いというか、声だけで畏縮してしまう。
凛とした何とも中性的な声だ。
「?どうしたんだい?…あぁ、成る程。ふぅ、これで良いかな?」
声の主が一つ息を吐くと同時に今まで感じた畏縮に似た感覚が消えた。
声の主の方へ体の向きを変えた。
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