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～ノアside～
リオンの最後に言った言葉の真の意味を知るべく、俺達は旅に出ていた
ロードに放り出されてから早五年
俺達はようやくリオンの言葉を理解した
オネェによって…
ﾚﾝ「僕達、その人の言葉の真意を理解できなくて」
俺達が海を見ながら黄昏ていたとき
オネェの人に話し掛けられて
そんで成り行きで相談してたんだが
ｵﾈｪ「バカねぇアナタ達！その人はアナタ達にそんな気持ちになるように言った訳ないじゃなぁい」
「「えっ？」」
ｵﾈｪ「言葉の真意っていうかぁ…」
顎に人差し指を当て考えるオネェさん
そういや名前なんだ？
ｵﾈｪ「受け方の違いっていうの？」
スリットの入った長いスカートで足を組む
あ、すね毛発見…
ｵﾈｪ「もっとこう、素直に受け止めなさいよぅ！ごめんねって言われて、それはこっちのセリフ！じゃなくて、こっちも悪かったから次からは気をつけようって気持ちで受け止めるの！」
次からは…
ｵﾈｪ「"ありがとう"にはそんな事言われる程何もしてないじゃなくて、素直にどういたしまして！納得できないならその言葉に見合った事をその人にしてあげなさぁい！」
その人にーーリオンにまた…
そうか、俺達が真意を理解しようとしてなかったんだな
自分達の気持ち優先して、リオンの気持ちを受け止めようとしなかった
オネェさんは俺達の頭を撫で回した
脳震盪がおきそうだ
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