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レン「そうか…そういうことだったんですね」
レンはあの頃のような微笑みを見せた
光の精霊王なのに性格だけじゃなくて、放つオーラも黒いのは
さすがにやべぇって思ってたけど
笑みが戻って良かった
オネェ「あら、笑った方が可愛いじゃない!その人にまた会えると良いわねぇ」
レン「っ…、会えるでしょうか?」
オネェ「そうねぇ、会いたいって気持ちがあればいつか必ずあえるわよ」
いつか…
そのいつかは、もう…
レン「その人が、死んでても?」
レンはオネェさんにすがるように聞いた
オネェ「!…人って生まれ変わるって言うじゃない?だから、会えるわよ」
オネェさんは優しい顔で、言い切った
そうやって言われると、本当に会える気がする
そっか…生まれ変わるんだ
ノア「ありがと!オネェさん。俺なんか元気出てきた」
オネェ「まーオネェさんだなんて…ちゅーしてあげちゃうわーっ」
ブチュッ
なぁぁぁあ!
ほっぺにキスされた…!
……口じゃなくて良かったぁ
オネェ「それじゃっその人に恩返しできると良いわね!」
手とお尻をフリフリさせながら立ち去る名も無きオネェさん
こうして俺達はリオンの言葉を理解することができたのだった
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