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「ねーあんた」
席に着いたばかりのユリに話しかけたのは、カラー。
「カラフルなやつばっかだなぁ(笑)
でも、可愛いセンスしてるじゃん!」
4人を上から下へと見ながら言った。
「あの女と関わらん方がいい」
「何で?」
「アイツ、さっきプールサイドで男の先輩とやりあってた。
私たち、しっかりこの目でみたんだよ!」
「しかも、あの男たち学校のトップ2だったんだから」
「あんたも、やられる前に関わらないようにした方がいい」
「これは、ウチらからの警告」
おばさんの様にペチャクチャしゃべるカラーに、ユリには少し彼女たちが可哀想に見えた。
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