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翌日、またプールサイドで寝転んでいるエリカにユリが話しかけていた。
イヤホンをはずしてくれないエリカに自己紹介をするためにユリは段ボールを持ってきて、エリカと空の間にそれを入れると、
「うち、ユリ。ダチになりたい!よろしくね。てか、名前は?」
エリカが書いてあった通りに読むと、ユリは太陽と同じくらいのまぶしい笑顔でうなずいた。
「エリカ」
イヤホンを取らず仏頂面で言い去っていった。
「エリカかぁ。一歩前進!」
ユリは1人で盛り上がった。
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