原因その6

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  涼「うん、可愛い。」 鈴「りょ、涼介様まで!」 頬を染め慌てる鈴。 おぉー、照れてる照れてる。 涼「流嘉もそう思うだろ?」 更にからかおうと同意を求めたのだが、 流「このヘアーとメイク…、相当腕が良いな…。」 とんと検討違いなことを言われた。 鈴「あ、えぇ…。 普段あまりお化粧はいたしませんので、パーティーの時はお父様がお呼び下さる方にお任せしております。」 洋「そういえば学校もいつもノーメイクだよね。」 鈴「お兄様にしない様に言われたので…。」 周りのチワワも見習えば良い。 ぶっちゃけ化粧品独特のあの匂いは苦手なので、教室でしているのを見ると顔をしかめてしまう。 流「だから肌や髪も綺麗なんだな。」 鈴「そうですか? ありがとうございます。」 にっこりと笑う鈴。 相変わらずさらっとイケメンだな! くそ! イケメンは要領もいいのか! 隆「おーい、席つけー。」 下らん対抗意識を燃やしているとホスト教師が教室に入ってきた。  
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