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えー皆さんこんにちは僕の名前は櫻木昴(サクラギ スバル)です。何処にでもいる普通の高校2年生です。実は現在僕はすっごいピンチなんだよね…何故なら……
「おい早く車を持って来い!さもねぇとこいつらを殺すぞ!!」
僕は頭に銃を突きつけられながら人質になっているからです…
「抵抗はやめろ!!早くその子を解放するんだ!!」
「うるせぇ!!早く車を持って来い!!」
僕に銃を突きつけている男の人は指名手配犯らしく、警察から逃げていたら偶然僕を見つけて人質にして抵抗し始めました。抵抗はしたいんですけど銃を頭に突きつけられては抵抗しづらいです…それよりこの人さっきから同じことしか言ってないなぁ…国語の成績結構低いでしょ?
「あの~…早く離してくれませんか?」
「ダメだ!テメェは人質だ!わかったら喋るな!!」
僕がそう言うと声を荒げながらそう返してきた。耳元だから耳がキンキンするんですけど…
「警部!車が来ました!!」
包囲していた警官がコートを着た人にそう言うと一瞬僕を掴んでいた手に入れていた力を緩めたのを感じた。
「フン!!」
「ゴフッ!?」
僕は空いていた左で犯人の脇腹に肘鉄を入れた。いきなりのことだから完全に力が抜けたので掴まえていた手を振り払い距離を少し離してから体を犯人の方に向けた。そこから犯人の右手に蹴りを入れた、犯人が持っていた銃は宙を舞った。
「セイッ!!」
次に僕は犯人の懐に入って背負い投げをして犯人を地面に叩きつけ犯人の手を無理矢理後ろに固める。最後に宙を舞っていた銃を持って犯人の後頭部に突きつけた。
「抵抗はやめたほうがいいよ?」
僕がそう言うと警官たちは僕と犯人の元に一斉に走ってきた。
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