66人が本棚に入れています
本棚に追加
「犯人確保感謝します」
僕が犯人を確保してから数分後…警部と言われた人は僕に向かって敬礼をした。
「いえ…別に大したことなんかしてませんよ…」
僕は照れながらそう言った。
「いえ…彼は連続強盗殺人犯ですから我々も手こずっていたんですよ」
え…そんなにやばい人だったの!?
僕が内心驚いていると警官は驚嘆をしながらこう続けた。
「いやはや…まさか君みたいな女の子が犯人を捕まえるとは思ってもみませんでしたよ…」
あれ?何かどこからか「女!?」って声が聞こえたような…気のせいかな?
「それでは懸賞金の方は後日「あーーーーーーーー!?」どうかしたんですか?」
「このままだと遅刻しちゃう!?スイマセン!急いでいるんでこれで失礼します!!」
僕はそう言ってから学校まで全力で走っていった。
「随分…忙しい子だなぁ…アレ?」
警部は足元にメモ帳の様なものが落ちていたので拾ってみる。
「これはあの子の物かな?」
警部はそう言いながら裏を見るた。
「学生証か…これは後で届けないとな…」
そう言いながらそれをポッケに仕舞った。
私立天原高校・2年D組 櫻木昴
これはちょっと不幸で巻き込まれ体質の少女…昴の普通になるための愛と友情と努力の物語(だといいなぁ…)である
最初のコメントを投稿しよう!