魔法機構

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… 「来週から学校か…」 いろいろ話しているうちに、来週のことを思い出した顕。 魔術機構の創設者…零の帝は ほとんどの民が成人男性だと思っているだろう。 しかし、現実は違う。 ”一応”学生として、魔法学校に行っている。 いまは春休み。 一年から二年になるのだ。 アリア以外の三人はみな同学年である。 アリアは訳ありで学校には通わず、 ギルドで任務をこなしている。 「2年ではギルドの任務に積極的に参加したり、  先輩方との合宿もあるそうですよ」 彪流は手元の紙の束をみながら言う。 零たちの通っている魔法学校では 一年で座学 二年で実技 三年はギルドとの合同訓練 など、いろいろ決まっている
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