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そして柳の木の近くにあったのは、加工された大きな石。
何だろう? と思い、その石の前まで行き、書いてある文字を見る。
そこにはこう彫られていた。
『明治二十七年 戰役者記念碑』
この神社に記念碑があったなんて知らず、驚いた。そして同時に、何で私が苦手な神社に来たのか理解出来た。
(どうか安らかに眠ってください)
そう願いを込め、目を瞑って合掌する。すると圧迫感がすうぅっと消えていった。
(成仏したのかね?)
見えないけれど、穏やかな雰囲気になったのでどことなく嬉しかった。
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