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「はぁ?!あんたも行くのかよ!!!」
「当然だろう!人類史上最大の発明品だろ!!!!俺が行かなくて誰が全てを見届ける!!!!!!!」
「……あ。そう……」
「時に赤沢、行きたいのは戦国時代で良かったか?」
「おう、織田信長に会ってみてぇんだ」
「お前命知らずだなー」
「そして戦いてぇ」
「ホントに命知らずだな!!止めとけ!!!!」
『織田信長』はこの時が進んだ未来でも語り継がれている戦国最強の武将だ。オマケに残忍だということにも相違ないのでもし実際会ったら危険過ぎだ。
「関係ねぇよー」
「愉快に笑ってる場合かぁあああああ!!!!!
もういい、とっとと行くぞ!!!!!」
赤沢ののんきぶりにはホトホト困り果てる。先輩は無視して話を進めることにした。
「じゃあ、行くぞ!!!!戦国へ!!!!!」
「おおおおおおーーー……!!」
先輩が怪しいダイヤルを回した瞬間、時空に亀裂でも入ったかのように背景に歪みが生じた。
ーーそして二人は光に包まれてその場から姿もろとも消えていったーー
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