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「ちゃんと出来てんな」
飛鳥「みたいだね
捺美の指示?」
捺美「当たり前だ
他の奴なら任せるがな」
千穂「珍しくやる気だしたんだ
それにちゃんと好みも考えられ
てるみたいだし」
ツマミや菓子を見ながら感心
した様に言う千穂。
珍しくは余計だと捺美が睨むが
千穂は何処吹く風だ。
捺美が腰を下ろしたのを境に
それぞれツマミを囲む様にして
座っていく。
捺美「まっ何にせよ
生きて会えた事を祝して」
飛鳥「乾杯♪」
千穂「だな」
魅玖「乾杯ですわ♪」
四つの器が軽快な音をたてて
軽く合わさると一気に飲み
干した。
ちなみに魅玖のはジュースだ。
格好が付かないと言いたげに
していたが捺美はもちろん無視
飛鳥も千穂もその時だけは
目を合わせない様にしていた。
捺美「んで?
みんな何やってんだ?
飛鳥はわかるけどよ」
魅玖「私は知りませんわ
捺美は知ってますけど」
千穂「僕は魅玖以外はわかる」
飛鳥「じゃみんな言っていけば
いいじゃん♪
そうすりゃ手っ取り早くて済む」
ケラケラと笑いながら言う飛鳥
既に飛鳥の傍には5、6本の酒瓶が
転がっていた。
まだ始まって10分もたって
いない。
おそらく軽く酔っている。
深々とため息をつく千穂。
捺美はクックックッと面白そうに
笑っていた。
魅玖もやれやれと言いたげに
している。
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