第一章

7/7
前へ
/294ページ
次へ
飛鳥「ったく 喧嘩っぱやいんだから」 捺美「ちっっっ」 魅玖「死ぬかと思いましたわ」 千穂「静かに飲めないのか」 ようやく止まった頃には既に 日付が変わっており1時だった。 まったく持って近所、迷惑だ。 一頻り騒いで落ち着いたのか 捺美も大人しく呑み始める。 捺美が大人しくなると飛鳥も 落ち着いて呑み始めた。 飛鳥「にしても綺麗な月だね」 捺美「そうだな 今夜は月見酒だな」 千穂「確かに見事な満月だ」 魅玖「ですわね どうせなら猫と一緒に見た かったわ」 四人とも空を見上げながら 会話をしている。 というか会話が成立してるのか 若干、怪しい節がある。 そのままゆったりと呑んでいき 夜が更けていった。 捺美「流石にちぃと寝るか」 千穂「じゃ泊まらせてもらう」 魅玖「じゃ私も これから帰るの大変ですもの」 飛鳥「みんな泊まるなら俺も♪ 見張りの必要はないだろうけど 俺も一緒がいい♪」 そのままワラワラと捺美の部屋に 入っていく。 もちろん布団を引くのは飛鳥の 役割なので手早く引いていく。 引いた傍から寝ていくので 慌てて掛け布団を掛けていく はめになった。 その後、軽く片付けをしてから 襖を閉めて飛鳥も布団に潜り 込んでいった。
/294ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加