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さて、うるさい野郎共を一瞬で黙らせてやる方法をお教えしよう。
「あ?…………お前ら、どの貴族に喧嘩売ってんのか分かってんのか?」
『えっ? そ、それは…………』
「そうかそうか……そんなにお前らは人生で路頭に迷いたいんだな……」
『すいませんでした』
THE、☆権☆力☆
パワハラが一番強いんだよな。俺の【絶対者】のチカラも権力から成り立ってるしな。
「ならよし。それじゃ、次の授業だが───」
俺はここから、生徒を出来るだけ鍛えるための授業を展開させた。言うことを聞かなかったらパワハラ、もしくは恥ずかしい記憶を暴露したりした。
そして時間はお昼へ。
ユウはいつの間にか消え去っていた。何処に行ったのかは……丸分かりだけどな。
【絶対者】のチカラを手に入れてから、一度会った者が今何処にいてどんな行動をしているか手に取るように分かるようになった。フーレスに関しては考えてることさえ分かるのだが気にしないでほしい。
今ユウは天界で黄昏ってるっぽいな。誰もいない崖の上で体育座りしてるし。まぁ、知ったこっちゃないけど。
ちなみに俺は今…………。
「ねぇ……何で僕の学園長室でご飯を食べてるのかな?」
「別にいいだろ。減るもんじゃあるまいし」
学園長室でマグと一緒にご飯を食べていた。そんな疑問をぶつけながらもご飯に手を付けるのをやめないマグは流石だと思う。
「まぁ、久しぶりに君とゆっくり話せる時間が出来たし……構わないけどね」
「おう。恋の相談でも何でもしてこい。全部適当に答えてやるから」
「適当なんだね……」
マグは呆れた顔で飯を食べる俺を見る。リンゴのみで構成された料理もマグを呆れさせる原因の1つだな。
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