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私が第2の人生を終えてから1週間が経った。
スズネ「…ねぇ」
進神「ん?何?」
スズネ「何?じゃないわよ。どう言う事よ、これ」
進神…名をグリム。先日、私の命を奪った全神の頂点に立つ者だ。
グリム「どう言う事って…そのまんまだけど」
スズネ「そのまんまじゃないでしょっ!?今日から実態を持てるって聞いたから飛んで来たのよ!?なのに…何よこれ!?」
自身の身体を見る。誰がどう見てもこの姿は幼い少女。グリムと同年代かそれより下辺りの見た目だ。
グリム「だって、側近が自分より大きいとか、嫌だもん」
何と言う我が儘。だが、これ以上詰め寄ると何をされるか分からない。
スズネ「……分かったわよ。能力はそのまんまなんでしょうね?」
グリム「勿論だよ」
私は安心して溜め息を吐いた。
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