私、ギルドに入るわ

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スズネ「さて、行くわよ」 フライ「オッスwww」 極帝の服装に着替えた私はフライが頭の上に乗ったのを確認した後、《転移》でこの国で1番人気の無いギルド《鬼の魂》へ移動した。 スズネ「失礼するわよ」 受付嬢「あら、スズネちゃん!いらっしゃい!」 ここは私がよく来ていたギルドで、お気に入りのレストランだ。 そう、このギルドは料理店兼ギルドなのだ スズネ「キネスさん。ここに登録しに来たの。お願い出来るかしら?」 キネス「喜んでよ!えーと、まずはこの書類に書き込んで!」 名前、魔力、属性を書き、受付嬢、キネス・カーバスに渡す。 キネス「はい、OKよ!じゃ、次はギルドカードの作成ね!この欄に名前を書いて、魔力をありったけ注ぎ込むだけで良いの!色は魔力の量と質で決まるわ!」 言われた通り、名前を書き魔力を注ぎ込む。すると真っ白だったカードが銀色に変色し、発行日等が刻まれた。 キネス「これで完了よ!今日からでも依頼は請けれるから、頑張ってね!」 スズネ「分かったわ。じゃ、早速依頼を請けるわ」 現在の私のランクはFランクらしく、請けれる依頼は採取、探し物程度だった。 キネス「この依頼表から選んで!」 出された依頼表には、薬草5枚の採取、100000Fの価値のある腕輪の捜索等々。 ちなみにFとはこの世界のお金の単位で、フィンと言うらしい。銀貨や金板等の重たそうな物では無くて良かったと思っている。 スズネ「じゃあ……この小人の遺物の入手にするわ」 キネス「初依頼、頑張ってね!」 スズネ「ええ」 私はキネスに手を振ると、ギルド出て元小人の村へと足を向けた。 フライ「俺途中空気って言うwwwww」
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