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?「分かったよ、話せばいいんだろ?」
鈴祢「ふざけたらこのままぶっ刺すわよ?」
?「へいへい……んーとな、まずはお前が居るこの場所についてだ」
変態はナイフにちょんと触れ、捻じ曲げた。
鈴祢「っ!?」
警戒した私はすぐさま変態から離れ、身構えた。
?「そう身構えるなってwww何もしないさwwwww」
…確かに身構える程では無いわね。
?「あー話が逸れたけどww説明するぜwwwwwここは死んだ奴が必ずしも通る道、輪廻道だwwwww」
鈴祢「ちょっと待って。死んだ奴が必ず通る道ってまさか、私死んでるって事じゃないわよね?」
?「死んでますけどwwwwww」
衝撃。まさか自分が死んでいるとは思わなかった。
鈴祢「死因は?そこんとこ記憶が無いのよね」
?「俺のゲロでお前の生命管理書がグチャグチャになったからwwwwww」
無性に殺したいって言う感情は何処にぶつければいいのかしらね…!
拳を握り締め、殺意を抑え殺す。これ程殺したいと思ったのは初めてだ。
?「そして次に目的wwwwそれは…」
鈴祢「…それは?」
?「お前を転生させる為だwwwwww」
転生と言う単語に首を傾げる。転生とは別の存在に生まれ変わらせる事と聞いた事がある。
だが、それを本当に出来る筈が無い。目の前のヘラヘラした変態が、出来る筈が無い。
?「それが出来ちゃうんだよなwwwww神様である俺ならwwww」
鈴祢「アンタが神様?…………はんっ」
?「鼻で笑われた!?絶対信じてないだろwwwww!!」
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