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鈴祢「信じる要素が何処にあるのよ?」
?「いや、目の前でナイフ曲げたじゃんwwww」
鈴祢「あんなのただの指圧かも知れないじゃない」
?「当たり前だけど信用ねぇな俺wwwwwwwよし、なら見せてやろうwww」
変態が指を鳴らすと、空間が歪み、中から戦車が出てきた。
…綺麗な翼が生えた女性を乗せて。
?「おふwwwwwミカちゃんwwwwwwwww」
ミカちゃんと呼ばれた女性は戦車の砲台を変態に向け、撃った。
?「ちょwwwwww」
爆発音がこの空間内に響き渡る。変態は生きてるのだろうか。
?「危ないww超危ないwwww」
ミカ?「何神様であろう方が翼忘れて行っちゃってんですか。死ぬんですか?もう死んでくださいよ。あとその便所みたいな臭いどうにかして下さいよ、臭い」
女性は毒舌を噛ましながら戦車から降り、変態に翼6枚を変態へ投げ渡した。
あ、刺さった。
?「ぶほっwwwwww神聖たる神翼を雑に扱うなwwww」
ミカ?「知らないですよ。……コホン。私、熾天使ミカエルと言います。ミカちゃんとは勝手にあの駄目な奴が呼んでるだけなのでミカエルとでも呼んでください」
鈴祢「2枚だけ貰うわよ。…何か言った?」
ミカエル「何でもないです」
ミカエルはその言葉を残すと、戦車と共に空間の中に帰って行った。光る雫を見たのは内緒だ。
?「あのミカちゃんをwwwwwww中々の実力者どすなwwwww賞品だwww」
変態から黒い光が放たれ、私の体内へと吸い込まれて消えた。
それは不思議と暖かく、漲る何かを感じた。
鈴祢「…何やったのよ」
?「力を解放しただけだよwwwwwこれから行う転生後のお前自身の力の封印を解いたんだwww」
鈴祢「私自身の…力?」
どう言う意味であろうか。自分にはそんな特殊な力は無いと思っている。いや、ある筈が無い。
?「それがあるんだよwwwwwって何時まで名前クエスチョンマークなんだよwwwwww」
神「そそwwwwこれでいいのwwwwで、本題だけど…俺が創った世界の人間ってのは皆、それぞれの力を持ってるんだよ。でもな、人間は無意識の内にそれに制限を掛けて通常100%の力を10%まで抑えて、可能性を封じてしまってるんだ」
何処かで聞いた様な話。私は耳を傾けた。
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