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ヒューと風が吹く音が、外から聞こえる
少女は老婆の話を聞きおえ、口を開いた
「それがスクエア様とスノー様とスゥ様のことなの?」
「そうじゃよ」
「じゃあスクエア様達は昔から綺麗だったの?」
「そうじゃのう…そこまでは…」
老婆が首を傾げたとき、外から声が
「スクエア様がお帰りになられたぞ!!」
「あ、スクエア様に聞いてみよ」
「それがええ、それがええ」
優しく笑う老婆が少女を見送る
「スクエア様達のことはスクエア様達にしかわからないのじゃろうなぁ…
長になられた理由、裏の歴史を…」
老婆は椅子に深く腰掛け、目を閉じた
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