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夜、晴れ渡った空にぽっかりと大きな満月が浮かんでいる そんな中民は、スクエアを見上げていた 「えー…今日はわざわざご苦労 さっそく儀式を始める」 ワァッと一気に歓声が包み込む スクエアは歓声が納まるのを待ち、背中の双刀を抜き 「……~♪」 歌を歌いながら舞を始めた 剣を振り回し、空を斬る 少したつと下から水と歌声 「……~♪」 同じリズムで歌詞は違う歌を聞きながら声を大きくするとまた別の歌声と木の葉が舞う 「……~♪」 やはり同じリズムに別の歌詞 3つの歌声は1つになり、その惑星を包み込むと空は美しく、海は澄み渡り、大地は木々が歌いだす 全ての民が美しい歌声に耳を澄まし、儀式が終了しても人々は余韻に浸っている スクエアはそんな民を見下ろすとため息を吐き、大地にむかった
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