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スノーside
儀式が終了し、約束の場所に顔を出す
僕以外誰も来ていなく、ため息を吐いた
しばらくすると空から声が降ってきた
「やぁやぁ誰かと思ったら水の民の長様ではないですか、どうかいたしました?」
「…僕達の約束の場所に来たんだ…あの人達に会うために」
「ほうほう…ならば問うてもよろしいでしょうか?」
「えぇ…もちろん」
「あの人達とは?」
この問いは空にいるものではない
子供特有の高い声が隣からする
「それは…僕の兄と弟…スク兄とスゥと会うことだよ」
納得したように頷く2人に声を掛けた
「久しぶり、スク兄、スゥ…3人揃うのはいつぶりだっけ?」
「30年振りだ」
空にいたスク兄が下に降りてきて答え
「スゥの器が中々生まれなかったからね」
隣にいるスゥが補足説明をした
「じゃ、今日はどうする?」
答えがわかっている質問をすると2人は声をそろえて
「「神に苦情」」
僕らは笑いあい、近況連絡をする
あったことを言い合い、平和だということを確認しあった
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