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ぞろぞろと生徒達が帰って行く。
凜は家が心配なので、早々に帰り、空も今帰路に着いていた。
それにしても、今回は戦闘の被害が少ないなぁ。
その帰り道で空はそう思った。
七年前の記憶ながらも、戦う度に何処かの建物が崩れたりしたのはよく覚えている。
しかし、今回はそれがほとんど見られない。
そんなに激しい戦いじゃなかったのかな?それとも、あのジャバウォックが逃げたとか……。
どうしても納得が行きそうに無かったので、空は清に携帯で電話を掛ける。
『はい、もしもし』
「もしもし、清さん?私だけど…」
清はすぐに通話に応じたようだ。
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