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「それじゃあもしかして、さっきの怪物をやっつけたのは国防軍なの?」
「え…?何を言ってるんですか?今回も貴女達が倒してくれたのでは…?」
またも食い違う意見。
しかし、今回は決定的な確証があった。
久保はポケットからタブレット端末を取り出す。
「……それは?」
素直に尋ねる空。
「本当はあまり見せるべきではないのでしょうけど、貴女になら良いでしょう」
端末を操作し、久保は空にある映像を見せる。
それは、先程の怪物が街中で暴れている様子が撮影された映像だった。
「これって、さっきの!?」
「えぇ。陸軍基地のカメラが捉えた映像です。恐らくもう暫くすると…」
久保がそう言ったその時、映像内の街に光の柱が伸びた。
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