序章

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その映像が捉えていた光の柱から、三体の巨人が現れた。 赤、緑、青の三体の巨大ロボット。 それらに空は見覚えがあった。 「えっ!?嘘っ!?ジオブレイドにジオコマンド、それにジオブランク!?」 そう、その三体は七年前まで空や清、縁がそれぞれ搭乗し戦っていたロボットだったのだ。 「その驚き様、貴女達が駆っていたのでは無かったのですか!?」 久保も当然驚く。 空達三人が七年前と同じく、怪物に立ち向かったものだとばかり思っていたからだ。 しかし、空も清も縁も、誰もが出撃していない。 「私、学校のシェルターにずっといたから…。後から確認したら清さんも縁さんも出てないって……」 不可解な謎は深まるばかり。
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