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―――…
やめればよかったのに…
俺は、来斗自身を慰めていた。
「ふっ…ふー……ふーっ…!」
声を、俺のシャツの肩を噛んで堪える来斗。
ふる、と肩が震え、終わるかと思ったけど、ぐっと胸を押される。
「…さ…いごまで……して…いいよ…」
「は?…いや…だめだろ…」
ここまでしといてだめだろとか、説得力がないにもほどがある。
「いいから…頼む…」
そして、俺は、またも流れに流され。
とうとう、体を繋げてしまった……
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