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「何やってんだ､バカ…!」
「にい……
…瞬…さん……?」
よく見ると､スニーカーもズボンもずぶ濡れで泥まみれだ｡
傘はさしてるけど､シャツも大方濡れてしまっていて｡
ずるい｡
イケメン過ぎて､不謹慎にもときめいた｡
「瞬さんだなんてよそよそしい呼び方するな!」
肩で息をする…兄ちゃん｡
「……でも…俺のこと……家族としてみれないって…」
「話は最後まで聞け､バカッ!!」
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