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「マロン?」
しきりに前足で鼻をさわるマロン。
鼻をさわると、今度は俺のことを指差す。(足指す?)
なんだろう。
「匂いがするの?」
「くぅん(肯定)」
「俺から??」
「フンッ!!(怒)
くうぅん、くうぅん」
「あ、兄ちゃんを嗅げってことか!」
「わんっ!」
すごいな、会話が成立したよ!天才!
用件を伝え終わると、名前を呼んでも全く返事してくれなくなった。
「マロン♪」
「………」
はいはい、俺はもう用済みですね!
俺、まじでマロンに嫌われてる。
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