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「…〇〇荘ネ…」
「…未来、未来…
あった。ここだな」
「ビンゴ!」
「静かにしろクズ」
「ふぁい(ハァハァ)」
兄ちゃんにバックを押し付けられた。
スーハー…スーハー…
ヒヒッ!ww
兄ちゃんのいい匂i(略
「何号室だ?」
「203だよ」
「よーし突撃ヨー」
階段を上がり、203号室を目指す。
いいねぇ、なんか楽しくなってきた!
「…こいつ…女だからって容赦しねえ…
俺に目をつけたことを、後悔させてやる…」
地の底から唸るようなドス声をきかす兄ちゃん。
「それじゃ、瞬が悪役みたいヨ…」
まったくですね!
兄ちゃんはそれに反論だのはせずに、律儀にドアをノックした。
「…ドア蹴破らないでよかった…」
「修理代だの請求されたら困る。
第一、俺が怪我したらどうすんだ」
なんだかんだ言ってると、パタパタ、と足音がして、ドアが開かれた。
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