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「さて｡お前らグルか?」
「…………」
「 お 前 ら グ ル か ？」
「ぅ…うわぁああん!!!ごめんなさい!!!
すいませんでしたぁあ!!!」
兄ちゃんの威圧に負け､とうとう泣き出し､すべていきさつを吐いた｡
ケバいほうの"未来"さんの話を要約すると｡
前々から､兄ちゃんのことが気になっていた､ケバい未来｡
しかし､学部も異なり､食堂くらいでしかお目にかかれない｡
そこで､ケバい未来の妹分のようになっていた､大人しい方の"未来"に､プレゼントをしこむように頼んだ｡
一回だけならよかったが､ケバい未来は諦めなかった｡何度もしこませた｡
途中で大人しい未来は嫌がったが､やめさせてもらえなかったようだ｡
挙げ句の果てに､尾行まで強要した｡
二人は主従関係にあったんだね｡
「…で､キーホルダーはどうした｡」
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