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「はぁー………」
家に帰ってきた俺は、ベッドに埋もれている。
隣にはもちろん兄ちゃん☆
の抱き枕☆
我ながら良い出来!
「兄ちゃーん…疲れたねー…」
ぎゅう、と抱き締めて、頬にスリスリする。
生地、なるべく人肌の触り心地に近づけたけど、やっぱり違うなあ…。
「…これが生ものだったらなあ…
ああ、生だったらなあ…」
形の良い唇に口付けたら、急に虚しくなってきた…。
一回、部屋に誰か来た気配がしたんだけど、結局夕食の時間まで眠ってしまった。
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