289人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ俺の旦那様は、兄ちゃんで決まりっ(はぁと)」
「断る」
「えー!!
だって今、旦那の方が良いって言ったじゃーん!!
結婚確定、ありがとうございます!
入籍は明日で良い?(ハァハァ)」
「誰もお前ととは言ってねえッ!!」
机をバァン!叩く兄ちゃんをよそに、俺はへべれけ父さんにも話を振る。
珍しくグデングデンだよ!
「父さん、バージンロード一緒に歩いてくれる?」
「複雑だけど…やってもいいよ~(酔)」
「ありがとう。
兄ちゃん、挙式は教会で決まりだね☆」
「何が、ね☆だ。
寝言は寝て言え。」
「いやぁ~、めでたいねぇ~(酔)あっはっはっは!」
「祝福してくれてるよ!」
「バカか!酔っぱらってよくわかってないだけじゃねえか!」
「痛たたた、ヤメテ、お耳が取れちゃう!」
ギリギリギリと、思いきり耳をねじられちゃった。
あぁん、もう、兄ちゃんってば、照・れ・屋・さ・ん(はぁと)
「二人とも、お風呂わいてますよ~」
「は~い♪」
「はあ…」
「あっはっはっはっ♪」
.
最初のコメントを投稿しよう!